展示内容

●直木のバイオグラフィーに従い所縁の品を展示


 生誕~小学校入学
○ 三十七番屋敷の模型

 

 桃園小学校~育英高等小学校
○ 当時の各々の学校の写真【提供予定】
○ 直木の高等小学校4年の成績表(コピー)【未入手】

 

 市岡中学
○ 文集への寄稿文(コピー)

 

 西吉野の代用教員時代
○ 履歴書(コピー)【提供予定】
○ 宇野浩二の原稿【提供予定】

 

 早稲田時代
○ 卒業の写真【未入手】

 

 出版事業 ○ 「トルストイ全集」(トルストイ刊行会、春秋社)
○ 冬夏社の翻訳本
○ 「親鸞文書」植村宗一編(人間社)

 

 主潮社での芸術運動
○ 矢野橋村・大阪美術学校の資料【未入手】

 

 プラトン時代
○ 「仇討十種」直木三十三
○ 「苦楽」「女性」【提供予定】

 

 連合映画芸術家協会
○ 当時のスチール写真【未入手】

流行作家へ
○ 「南国太平記」 (何度も繰り返し出版されている様子を示すため、5種類本を展示)
○ 「光 罪と共に」
○ 「日本の戦慄」
○ その他著作数点
 迫り来る病
○ 書き下ろし全集 全十二巻 
 壮絶な剣豪の死
○ 「文芸春秋追悼号」【未入手】
○ 「直木三十五随筆集」
○ 日本剣豪列伝
○ 剣豪夜話
○ 富岡の家の模型


直木賞制定へ
○ 菊池寛の直木賞の制定文
○ 直木賞受賞者一覧と直木賞作品(約70編)


●中央畳部分での展示
当時の直木の書斎の再現
 長火鉢、文机、煙草(マイミクスチャー、スリーキャッスル)
 

開架の書棚
 直木作品、直木賞作品、直木の同時代の小説等が手に取れるコーナー

 

直筆の品の展示
 歌幅、短冊、手紙


 

さて、来る令和5年1月17日(水)に第170回直木賞の選考会が実施され即日受賞 作品が決定いたします。

御存知の通り直木三十五賞は昭和十年に菊池寛が前年に病死した親友直木三十五の名を後世に残すためにはじめた文学賞であります。以来戦争により途切れるも今回で170回を重ねる、まさに本邦でもっとも伝統ある文学賞のひとつであります。本賞の選考は文芸界・出版界では最大の関心事であり、候補者やその関係者はもとより、国民的にも誰のどの作品が受賞するかについては興味のつきないところであります。

そこでこの年2回のお祭り騒ぎに便乗して、第134回から引き続き当記念館では直木 三十五が生まれ育った地で、長屋や路地裏から市民の感覚で選考の結果をみまもりたいと 考えます。

 


第37回勝手に直木賞「長屋路地裏選考会」

■日時
令和5年1月17日(水)17時~ 受賞者決定まで

■会場
直木三十五記念館

大阪市中央区谷町6-5-26 複合文化施設「萌」2階

■参加者
直木三十五記念館友の会「直木倶楽部」会員と直木賞に興味を持つ市民

■参加費
直木三十五記念館友の会「直木倶楽部」会員/無料
一般/500円(入館料)

■内容
参加者それぞれの感想や受賞にいての予想を発表し、独自の受賞の予想を決定する。

 

■今年の候補作

加藤シゲアキ なれのはて 講談社

河﨑秋子 ともぐい 新潮社

嶋津輝 襷がけの二人 文藝春秋

万城目学 八月の御所グラウンド 文藝春秋

宮内悠介 ラウリ・クースクを探して 朝日新聞出版

村木嵐 まいまいつぶろ 幻冬舎


(第170す回直木賞について)

https://bungakushinko.or.jp/award/naoki/index.html

■お問い合わせ
直木三十五記念館 事務局


お問い合わせ先: 

電話: 06-7507-1463(受付:六波羅真建築研究室)

住所: 大阪市中央区谷町6丁目5ー26複合文化施設「萌」2階

 

運営

直木三十五記念館運営委員会

代表者(事務局長):小辻昌平